小さな鉄路〜鉄道模型の世界〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 日本の車窓(肥薩線 その3)

<<   作成日時 : 2008/10/12 01:21   >>

驚いた ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 0

 肥薩線のご紹介も今回が最後になりました。


 現在、肥薩線のダイヤは人吉を境に分断され、山線、川線を直通する列車は運転されていません。
 つまり肥薩線を全線走破するためには吉松と人吉で乗り換えが必要となるのです。

 ちなみに現行ダイヤですと、鹿児島中央から「はやとの風」、「しんぺい」、「九州横断特急」を乗り継いで約5時間で熊本へ到着します。
 新幹線を使えば1時間10分で到着する距離を、肥薩線を経由で利用する方は少ないでしょうが、鉄な旅人にとってはなかなか変化に富んだ面白いルートなのです。



 人吉からは真っ赤に塗られたキハ185系の特急「九州横断特急」か「くまがわ」がお勧めです。

 この185系は国鉄時代の末期に四国の特急用に投入された車両でしたが、その一部がJR四国から九州に移管され、現在はこの「九州横断特急」や「くまがわ」に活躍しています。
 エクステリアだけでなく、インテリアについても観光列車にふさわしく木材を多用した暖かみのあるデザインに改造され、四国時代のビジネスライクな雰囲気とは大きく変わりました。

 
 人吉〜八代間は列車は球磨川に沿って下り通称「川線」と呼ばれています。
 最上川、富士川と並んで日本三大急流に数えられる球磨川は熊本県南部を代表する観光スポットで、天気が良ければ川下りの観光船やラフティングを楽しむゴムボートの姿が眺めるれますが、一方で大雨の後などは濁流渦巻く荒々しい姿を見ることもできます。

画像

           マイクロエース製 JR九州キハ185系
           特急「九州横断特急」


 その駅名の縁起の良さから、受験や勝負事のお守りとして入場券がよく売れている一勝地、そして我が国で三番目の長さを誇る鍾乳洞である球泉洞の最寄り駅である球泉洞駅と観光スポットが続きます。
 このあたりから流れはやや緩やかになり、吉尾駅あたりではゆったりとした流れの川面に鏡のように山々の姿が写り込み、そんな美しい景色の中を列車が走りすぎていきます。

 季節ごとに訪れ、異なった表情を楽しむのもまた風流なものです。

画像




 ところで肥薩線にうれしい話題がひとつ。

 去る9月24日、JR九州は58654号機の改修に目処がついたことから、肥薩線開通100周年事業の一環として、平成21年4月25日に熊本−人吉間の「SL人吉号」として復活させることを発表したのです。

 そのイラストによると、「SLあそBOY号」時代は派手なウェスタン調だったエクステリアが、シックなモノトーンに変更されるようで、往年の蒸気列車のイメージに近づいたような印象を受けます。
 このハチロクは一時期人吉で保存されていた縁もあり、これまでも時々川線に入線していたのですが、また新しい姿で出会えることが今から楽しみですね。
 
画像


画像


        というわけで、以前の「SL人吉号」を再現
        マイクロエース製 58654号機+50系
        「SLひとよし号」



 さて、いよいよ肥薩線の旅も終わりに近づいてきました。


 私の大好きな路線のひとつである肥薩線なので、その魅力が少しでも伝わればと三回にもわたってご紹介してしまいました。

 とにかく肥薩線はすばらしい車窓を持った路線で、バラエティー豊かな車両達とともに、路線全体が鉄道テーマパークとし楽しんでいただける区間です。
 
 鉄な方はもちろん、多くの皆さんに是非訪れていただきたい路線なのです。

 そして、製品の出ていない「はやとの風」や「いさぶろう」「しんぺい」、そしてリニューアルされる新「SL人吉号」についても、各メーカさん!是非製品化をご検討ください。




 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
日本の車窓(肥薩線 その3) 小さな鉄路〜鉄道模型の世界〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる