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zoom RSS 6000系の話

<<   作成日時 : 2006/06/01 22:39   >>

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 都営6000系といわれて、すぐに「ああ、あの電車」と思い浮かぶ方は案外少ないかも・・。
 都心を南北に貫通していた割には印象の薄い電車でした。


 都営6号線(現在の三田線)の最初開通は巣鴨〜志村間で昭和43年のことです。
 その後徐々に路線を延ばして昭和51年に三田〜西高島平間が開通しました。
 東京では6番目、都営地下鉄としては2番目の路線として開業しました。

 
 将来は東武東上線、東急池上線と相互乗り入れする計画で1067mm軌間の20m車で開業しましたが、その後乗り入れ先が二転三転し、長く三田〜西高島平間で単独運転が続いていました。

 このあたりが三田線の知名度を落としたのかもしれません


 6000系はその開業時から投入された20m級4ドア車で、ステンレスボディーに赤いを帯をまいてデビューしましたが、ラインカラーの見直しでまもなく青に変更されました。

 先輩の都営1号線(浅草線)用の5000系をベースにしたようなデザインで、同時期の営団6000系のような斬新さや華やかさはありませんが、飽きの来ない堅実な設計の通勤用電車で、ローレル賞を受賞しています。

 前面が高運になったのは、乗り入れ先と目されていた東武8000系の影響でしょうか。
 鉄な人々にとって前面視界が制限される高運車は嫌われる傾向にあるのですが、何しろ地下鉄なのでそういった話題も聞きませんでしたね。

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               昭和55年頃の6000系(三田駅にて)


 私の中では都営6号線といえば神保町の印象が強く、学校の最寄り駅であった白山から神保町へ出るときのおきまりのルートでした。

 神田の古書街の真ん中に位置する神保町駅は、新宿線、半蔵門線も乗り入れる都心随一の乗り換え駅ですが、昭和55年に新宿線が開通するまでは、長い間三田線だけの単独駅でした。

 駅を降りるとまず、書泉グランデや建替前の三省堂へ。

 それから古書街を冷やかし、最後は「さぼうる」か「ミロンガ」、はたまた「エリカ」(全部喫茶店です)あたりで時間をつぶすのが私の常周コースでした。


 神保町から帰宅するときは、三田から1号線に乗り換え、品川で京急の600系快特をつかまえて帰るのがお気に入りのコースでしたね。


 残念ながら学校を卒業してからは三田線を利用することも少なくなり、半蔵門線の開通以降は、私の神保町詣でも半蔵門線を使うことが多くなっていました。

 私の中でも6000系は印象の薄い電車になってしまったのです。


 そして平成12年の南北線、東急目黒線との相互乗り入れを前にした平成11年、新車6300系の増備の陰であっけなく全車が引退してしまいました。

 仲間の一部がインドネシアへ渡ったりしていますが、国内では秩父鉄道と熊本電鉄で第二の人生を送っています。


 そして何の縁か熊本で6000系に再会したわけです。

 熊本へやって来た6000系は2両編成となり、ワンマン運転を行っていおり、ワンマンの方式は1両目の4位側ドアが乗車専用、1位側ドアが降車専用、2両目のドアは閉め切り扱いで、JR紀勢本線や和歌山線の105系と同じ方式です。

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                    御代志駅にて


 熊本電鉄は藤崎宮〜黒髪町間に併用軌道のような場所があることから、前面にはカウキャッチャーのような排障機が取り付けられ、6号線時代よりはずいぶんものものしい印象です。

 民家の軒先を、ステンレスの20m4ドア車が台車をきしませながらすり抜けていく様は何となくミスマッチでおもしろいものです。 

 車両によって赤帯の車両、運転席周りを黄色く塗った車両もあり、個体差を楽しむことも出来ます。

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                    北熊本駅にて


 ちなみに6000系はNゲージ鉄道模型では「あいおいクラフト」からキットが出ていたそうですが、残念ながら全く知りませんでした。

 CROSS POINTさんで都営5000系がキット化されましたので、この勢いで製品化されたらいいですね。


 実は熊本電鉄では、富山港線と同じようなLRV化の計画が提案されています。
 もしこれが実現すれば、6000系の将来も決して安泰とはいえないようです。
 この話題については目下情報収集中なので、あらためて書いてみたいと思っています。
 

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